海外のキュレーターは日本の学芸員や図書館司書のように
各種資料を集める文化施設などで働きながら研究を
行いますが、より上位の監督権限を持つ管理職に
使われることがあります。
外国では教育活動と標本作製や保存、補修などは別の人が
行う事が一般的ですが、日本では博物館、美術館ともに
人不足から学芸員が全般にわたって仕事を行うことが
よくあります。
そのため、日常の業務が多いため論文を発表したり
研修に時間を割いたりするとこが難しいというのが
現状です。
実情で見る限り、海外でのキュレーターが管理職的な
役割が強いのに対して、日本の学芸員は現場作業員と
しての役割が強いです。
海外ではフリーのキュレーターも存在し、
日本の学芸員との役割の違いについて様々な議論が
起こっています。
特に標本や資料の修復技術が様々な場面で必要に
なりますが、いまだ海外のキューレーターの技術が
高く、留学して技能を学ぶケースがあります。
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